2009/01/20

昭和の事

探し物をしていたら戸棚の奥の奥から2台のカメラが出てきました。
1968年に父が始めて海外旅行へ出掛ける際に購入したminolta SR-1。それ以来、我が家の出来事を記録し続けてきたSR-1だったのですが、いつ頃から戸棚の奥で眠っていたのだろう・・・。
探し物をしているといつもそうなんです。探し物とは別のモノが出てきたり、随分前の新聞紙にくるまれたモノが出てきて、その記事を読んでしまったり。
探し物をしていた事も忘れて、古いカメラを最新のDigital 1眼レフを持ち慣れた手に取ると、愛おしくなるほど華奢ではありますが、当時の記憶が噴出してきます。
ファインダーを覗くと昭和の頃が見えるんじゃないかって・・・。そんな気分になってしまいました。
フイルムもいらない、カメラ屋へ現像に出す必要もない、何枚撮っても失敗だったら消去すればいい。
今のカメラは本当に便利になった物ですねえ。
あの頃はASAや絞り、シャッター速度などの設定をじっくりした上で、なるべく失敗のないように、現像代が無駄にならないように・・・。そう考えながら撮影したものです。
結局、探し物は見つからなかったのですが、思わぬモノが出てきたので、ひと時、昭和ノスタルジーに浸る事ができました。
2台のカメラはもう使う事はないだろうけど、大切にしまっておこうと思います。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

畳の下に敷きこんであった新聞、本棚と壁の隙間に落っこちたまま発見されることなく眠っていた雑誌。おもわず用を忘れて座り込んでしまうものです。

dragonfly さんのコメント...

タイムマシーンみたいだよね。