2009/01/21

大寒

夕方から雪がちらつき始めました。
気温も低く明日の朝は少し積雪がありあそうです。

二十四節季の大寒ですね。毎年1月20日頃から立春までを『大寒』と呼ぶのだそうです。
順番としては小寒→大寒→立春 今は冬の寒さが最も厳しい時という事ですね。
二十四節季をさらに詳しく5日づつ3つに分けた期間を表す七十二候(しちじゅうにこう)という季節を表す方式があります。
それによると大寒は、初侯・款冬華(フキノトウが蕾を出す) 次候・水沢腹堅(沢に氷が厚く張りつめる) 末候・鶏始乳(鶏が卵を産み始める) との事。



二十四節季も七十二候も古代中国考案されたモノなのだそうですが、二十四節季はそのまま、七十二候は江戸時代の暦学者によって我が国の風土にあったモノに置き換えられています。
しかし、今でも頻繁に耳にするのは二十四節季のみ。せっかく国内用に改正された七十二候を耳にしないのは少し残念ですよね? 上記を見て頂ければすぐにお判りいただけると思いますが、なんて読むのかわかんない・・・(涙) そう、現代人には難解なのです。私は一つも読めませんでした。
それに引き換え二十四節季は比較的読み易いから今でも天気予報などで頻繁に引用されるのですね。


ホテル玄関前の雑木林では、ブナの新芽が春に備えてしっかり準備をしていました。





2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まるで正確な暦でも持っているように、植物たちというのは静かにコツコツと、温かくなるそのときのために準備をしているんですねぇ。追い詰められてこないとエンジンがかからない私とは大違いなのです。

dragonfly さんのコメント...

冬の寒さを絶えるために葉を落とし、雪の重さに耐えるために枝を柔軟にし・・・。
暖房の効いた室内で暮らし、ちょっと人混みへ出ただけで風邪をもらってくる私とは大違いなのです。