2008/05/22

水遊び・火遊び

2歳半になる息子は水遊びが大好きです。
今の季節は庭にある散水用の蛇口に取り付くと絶対に離れようとしません。
ジョウロに水を溜めあたり一面水浸し、着ている服もビショビショにして楽しそうに遊んでいます。
室内に入れば入ったで洗面所や台所、お風呂場などいくらでも水の出る場所があるので、これまた楽しそうに遊んでいます。 数ヶ月前がピークで、ちょっと心配になるほどの熱中ぶりでした。
そんな中、父と母は「好きなだけ遊ばせてやればいいんだよ」と、我々夫婦にとっては少し無責任とも聞こえるような助言。まあ、子育ての大先輩の言う事は、すぐに納得できなくても聞いておくものだろうと思うのでその意見に従い息子の好きにさせていました。
数週間後、家内と息子が通う保育園の子育てサークルの雑談の中で、副園長先生が「子供の遊び」についてお話をなさっていた中に、まさに我が息子の好きな「水遊び」が出てきたそうです。
「子供はみんな水遊びが大好き。体中ずぶ濡れになっても楽しくて楽しくてしょうがないんですよ。しかし、そういう遊びも時間が経つと頻繁にはしなくなるものです。風邪をひくからと無理にやめさせてしまう事は子供の成長に良くない。できるだけ傍に居て、好きなだけ遊ばせてやる事が大切ですよ。そのうち飽きるから大丈夫!・・・」父や母と異口同音に「好きにさせろ」という内容でした。
その後数週間。大先輩達の助言通りになりました。 育児書やネットからの薄っぺらな知識だけでは「子育て」は上手く行かないんだって事を思い知らされました。

水遊びと同様に、火遊びも大好きです。バースデーケーキのロウソクなどは10回以上吹き消さないと気が済まないようで・・・。
しかし、こればかりは「水遊び」のように「好きなだけ・・・」というわけには行きません。
言って聞かせても息子はまだ2歳半。理解できるはずもなく・・・。
そんな時、先日も記した祖母の葬儀が「火は熱い」という事を教えてくれたようです。
線香立ての両脇にともるロウソクを吹き消して困っていたのですが、周りの年寄りはみな「いいからやらせとけ!」と言うのです。「もし倒して火事にでもなったら」と言うと「これだけ大人が沢山いるんだから、火事になんかならないよ」と・・・。
何度か吹き消したあと、息子の興味は点火と消火から火自体へ向いたようで、おもむろに火に指を近づけ始めました。もちろん親としては「熱いよ!やめなさい!」って大きな声を出す場面です。
そんな私を叔父が目で制し「火は熱い事をわからせたほうがいい」と訴えているので、グッと堪えとめませんでした。

火傷をする前に、火の熱さが指に伝わりビックリした顔で慌てて手を引っ込め、その後「吹き消し遊び」もしなくなりました。

お爺ちゃんお婆ちゃん・叔父さん叔母さん・・・。 子供はやっぱり多くの親族の中で愛情をたっぷり注がれながら育てる事が正解なんですね。

こうしてblogを書いている間も、庭でなにやらイタズラしているようです。 何の音だろう・・・。
心配になってきたのでちょっと見に行ってきます。

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