10日間に及ぶF1ウィークを超多忙のうちに終え、本格的な紅葉シーズンを前にちょっと一息。
表で落ち葉を掃いているとお尻に白い綿毛をつけた『ユキバンバ』が飛んで来ました。
地方によっては『雪虫』とも呼ばれているこの虫、色々と調べて見ると、正式な呼び名は『オオワタムシ』と言って、シベリアから北海道・本州に生息しているアブラムシの仲間だそうです。夏はマツなどの根で蟻と一緒に過ごすんだそうですよ。
山中湖ではこの虫が飛ぶと秋も本番。そろそろ冬支度です。
自然の中で暮らしていると様々なモノから季節を感じることができます。
「都会ではなかなかそういう事を感じることができなくて・・・」とおっしゃる方も大勢いらっしゃいますが、新宿歌舞伎町産まれの私は、都会でも季節を感じていたものです。
例えば秋、公園や庭木に多く植えられる「キンモクセイ」が満開となり、その香りが漂い始めると「ああ、秋だな・・・」って思ったものです。冬も半ばを過ぎた頃には「ジンチョウゲ」に香りに「そろそろ暖かくなるな・・・」って思ったりもしました。
子供の頃この季節になると大久保通り商店街の八百屋の店先で栗をふかして売っていました。モウモウと上がる湯気がいい風情を醸し出していたものです。
やっぱり食べる事に話題がそれてしまいましたね・・・。
食欲の秋、体重計をそっと奥へ押しやる事にも秋を感じさせられます。
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