群馬県は南牧村、毎年お邪魔している友人宅へ行って参りました。
賑やかな観光地で暮らし宿泊業を営む私達家族にとって、心身ともにどっぷりと安らぎを得る事のできる唯一の場所と言っても過言ではない、掛け替えのない友人とその家族の暮らす山村の家です。
昨年までは携帯電話も繋がらない100%の休暇だったのですが、今年はバリ3! 静かな佇まいはそのままに、通信手段は着実に日本の隅々まで行き渡っている事を感じました。
友人は築100年近く経とうかと言う古い林業家の家屋を借り受け、5年前に東京は柴又から家族で移住しました。
木工職人である彼は痛んだ箇所をコツコツと一人で修繕し、伝統的な日本家屋をその様式美を残しつつモダンな家へとリホーム。移住当初NHKなどのメディアにも取り上げられる程の仕上がりで、年々改修箇所が増え、今年は一段と快適な住まいになっていました。
家の中へ入ると、薪の燃える良い香りが立ち込め、その暖かさは他のどんな暖房機器にも勝る最高の温もり。赤々と燃える薪を眺めているだけで日ごろの疲れも癒されます。
今年は訪問の時期が早かったため、最終日の朝にしか燃えるストーブを見ることは出来ませんでしたが、やはりいつ見ても薪ストーブは良いものです。
2日目は丸一日、赤城山麓の牧場へ足を伸ばし、美味しいパンやアイスクリームを食べながらのんびりした時間を楽しみました。
快晴の秋空に牧場の遊具ではしゃぐ息子を眺め、ゆったりした気分を取り戻す事ができました。

そして・・・
南牧村の皆さん!
私達家族を暖かく迎えてくださって、本当にありがとうございました。
まさか、保育園の行事に参加をさせて頂けるなんて思っても居ませんでした。とても嬉しかったです。
園長先生をはじめ保育園のお友達、保育士の皆さん、ご父兄の皆さん、そして参加なさっていた全ての皆さんに感謝!
「旅人をねんごろにもてなしなさい」
宿泊業を営む私にとって、忘れてはならない心得を再認識させて頂く事ができました。
心からお礼を申し上げたいと思います。
心からお礼を申し上げたいと思います。
3 件のコメント:
ストーブの横に立つ私の後姿がなんとも貧素な寝間着姿・・・。言ってくれればよそいきの格好で立ちポーズも決めていたのにと思いました。
あっという間の3日間。泣きじゃくり戦車に押し込められて去っていくハルくんの様子に、こぐまくんはぐっと下唇をかんでいましたよ。また来年を楽しみにしています。かたじ屋一同
泣きじゃくる息子を抱き上げた時、お爺ちゃんちから帰りたくなくて大泣きをした自分の子供の頃、その時の気持ちを思い出して思わず涙がこぼれてしまいました。
私達家族は南牧の里で、毎年本当に良い思い出を作っています。
ありがとう。
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