新東京国際空港に世界最大の旅客機Airbus A-380が飛来しましたね。台風4号の影響でセントレア空港経由の4時間遅れの到着でしたが、歓迎の放水を受ける同機の映像がニュースのページに掲載されていました。
現在、2大航空機メーカーとされるEUのAirbus社と米Boeing社。
両社の販売戦略はまったく違った方向性を持っています。Boeing社はこれまでB-747(ジャンボジェット)で昭和40年代から世界最大の旅客機製造メーカーとして君臨してきましたが、今回のA-380就航によってその座をAirbus社に渡し、最新鋭機B-787Dreamlinerの開発が最終段階に来ています。

A-380は前記の通り巨大な航空機で、客室内の様子もこれまでの旅客機とは全く違います。空飛ぶ豪華客船の異名を持つ同機のキャビンにはなんとダブルベッドのあるクラスまであるんですよ!(画像参照)
一方、Boeing社の戦略は、中短距離を高効率エンジンで飛び、採算性を重視したエコ思想。これまでのジェットエンジンとは比べ物にならないくらいの低燃費を実現させた上、空力性能も飛躍的に向上させ、同一路線での運賃の低価格化を実現させようとしています。写真を見てもエンジンカバーや主翼の形状がこれまでの飛行機とは異なる事がお分かりいただけると思います。(画像参照)

我々一般庶民にはBoeing社のB-787の方がより現実的な構想と思われますが、1回くらいはA-380の最上級キャビンでヨーロッパ旅行を楽しんでみたいとも思ったりします。ちなみに、A-380の最上級キャビンでロンドン成田を往復するとその運賃で国産高級乗用車が買えます・・・。
A380の一連の報道は航空マニアに私とってとても興味のある話題です。
2 件のコメント:
さすがは飛行機小僧ですな。
うんちくに自身がみなぎっているのを感じます。なかなか興味深いネタに『フムフム・・・へぇ~!』という感じです。以上katajiyaでした。
今度遊びに行った時は、ゴム動力の飛行機を作って子供達と飛ばそうか
katajiyaさんが作ったらさぞや綺麗に仕上がるのでは・・・。 (笑)
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