2008/09/18

三島駅周辺にて

先日、音楽講師をしている家内が研修のため静岡県つま恋へ出掛けました。
その際、新幹線の駅のある『JR三島駅』まで送ったのですが、せっかくなので周辺を歩いてみました。

何と言っても筆頭に挙げるのは『三嶋大社』です。
駅からさほど遠くはなく、商店街を抜け徒歩でもOKです。
立派な石の鳥居を抜けると趣のある池。無数の亀が遊ぶ、とても古くからある池との事。
池の辺にはお茶屋さんが軒を並べています。
この時期境内は、樹齢1200年で国の天然記念物に指定されている金木犀の芳香に包まれます。
その甘い香りは2里(8km.)四方にまで届くと言われ、遠い昔から人々に親しまれてきたそうです。そろそろこのキンモクセイが満開の時期です!





宝物殿を抜け本殿へ。神楽殿の奥に鎮座するご祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)、積羽八重事代主神(つみはやえ ことしろぬしのかみ)、御二柱。荘厳な本殿を前に身が引き締まります。
御創建の時は不明との事ですが、古くより三島に御鎮座し、奈良・平安時代の古書にも記録が残っているそうです。
お参りを済ませた後、沼津インターチェンジへ向かう国道1号線、有名な『柿田川公園』へ寄ってみました。
富士山の特集番組には必ずと言っていい程取り上げられる湧水郡です。
園内には数多くの湧水があり、それが一つになって柿田川となり駿河湾へ注いでいます。

この湧水には多くのミネラル分が含まれ駿河湾の特産『桜海老』を育むのに欠かせない水となっているそうです。 (写真をclickで拡大)

国道1号線のすぐ脇にあるとは思えないほどうっそうと茂った森を抜けると清冽な湧き水。
一見の価値のある公園です。

関西方面から新幹線を利用してお越しになるお客様は、是非、三島で少し時間を割いて頂きたいと思います。

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