2009/02/15

富士北麓の数少ない滝の一つ 【鐘山の滝】


道の駅富士吉田のすぐ近く。歴史民族資料館の駐車場から道を1本隔てたところにある【鐘山の滝】です。
道の駅を出た観光客の皆さんは山中湖向かって右折してすぐなので、ほとんど気付かずに通り過ぎてしまいます。
買い物へ行く途中、ちょっと車を止めて滝つぼまで下りてみました。

まるで春のような週末、キセキレイのつがいが、滝つぼのある森の空間を楽しそうに飛び回っています。

日曜日の昼過ぎだったのですが、出合ったのはカメラを持った方2名とキセキレイのつがいだけ。ほかに観光客の姿は見あたりませんでした。
幾重にも重なった滝は穏やかに流れ落ち、心が和む光景です。

春には、新緑の森に囲まれ川面を吹き抜ける風が心地よい、最高の空間になります。
椅子を持って行きゆっくり本でも読んで見たいものです。

この流れは山梨県内では釣り人に人気の桂川として道志川や鹿留川など多くの支流を集め相模湖へ流れ込みます。
そのあと相模川となり神奈川県内 をまっすぐ湘南茅ヶ崎へ。
国道脇という不幸な立地ゆえ、心無い方の投げたゴミが目立ちます。
やがて春を前に、地域の子供達やボランティアの皆さんが力を合わせて清掃を行います。
それと、BBQをして地面が黒く焦げた跡も数箇所ありました。
国立公園内は直火の利用は禁止になっているんですがね…。おそらくご存じないんだと思います。
そういう方々が森林パトロール官に注意される姿も度々見られます。
 
ルールを守って、お互い気持ちよく美しい富士山麓の光景を楽しんで頂きたいと思います。
*大きな画像はこちらでご覧いただけます。





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